2014年はギア・チェンジ!

謹賀新年2014

新年、あけましておめでとうございます。

本年も、くおん経営をよろしくお願いいたします。

 

昨年(2013年)はアベノミクスの効果もあってか、超円高が解消され、株価も回復したことから、日本経済にも明るい兆しが見えてきました。

 

加えて、2020年に東京オリンピックの開催が決定。2013年には外国人旅行者が1,000万人を突破するなど、新たな”外需”取り込みの事業機会が広がってきました。

 

バブル崩壊からリーマンショック、さらには東日本大震災と、日本経済を揺るがす経済的ショックが相次ぐ中、日本人はひたすら「耐え忍んで」景気の回復を待ってきた気がします。

 

しかし単に「耐え忍ぶ」だけでは、売上・利益を削って自らの手取り収入や従業員の賃金の減少を招くだけに終わります。

 

(参考)

池田信夫ブログ『デフレの原因は名目賃金の低下である

 

確かに、少子高齢化の進行に伴う人口減少によって国内の市場は避けがたいものがあります。

 

しかし、先ほど述べたような、新たな”外需”の取り込みや、人口動態の変更に伴い変化するニーズを的確に取り込むことによって、中小企業が売上・利益を伸ばす余地は大いにあるものと考えます。

 

このブログでたびたび紹介している富士産業支援センター(f-Biz)の小出宗昭氏は、中小企業が売上を伸ばすためには3つの方策いずれかに取り組むしかない、と述べています。

 

具体的には、下記の3点です。

1.新商品の開発

2.新たな販売先の開拓

3.新分野に進出する。

 

「新商品開発」といっても、今まで来た注文をこなすだけの「受身経営」をしてきた会社には、何から取り組んで良いのか見当がつかないかもしれません。

 

しかし、事業機会は意外と身近なところに転がっていることが多いです。男性用から女性用に、成人用から子供用やシニア用に、業務用から消費者向けにと、ターゲット顧客を少し「ズラす」ことで機能やスペックを見直し、「新商品の開発」と「新たな顧客開拓」を図ることが可能です。

 

例えば、母親ではなく「イクメンパパ」のためのベビーカーを開発した高橋製瓦さんは、その好例と言えます。

 

ベビーカー「キュリオ」(高橋製瓦)

 

また、ひとつの部材やサービスの提供を行っている企業が、納入先の業務プロセスに着眼することで、自社が提供している商品・サービスの川上や川下分野での顧客の困り事に対応することによって、新たな商品・サービスを開発する余地があるかもしれません。

 

小出宗昭さんの支援事例ですが、金型製造を行っている司技研は、試作部品等の製造ノウハウを生かして、すでに廃盤となった部品の再生を新事業として取り組んでいます。

 

司技研の部品再生110番

 

といった感じで、今後は「単なる市場拡大」は見込めないものの、国内外の顧客のきめ細かなニーズに応えることで、新たな商品・サービスの開発や、新たな販売先の開拓の可能性は、大いに広がっています。

 

毎回このブログで紹介していることですが、ドラッカー先生の言葉「経営の目的は顧客の創造」は、永遠の真理であると思います。

 

2014年は、2013年に変わりつつあった潮目が、さらにあらなた潮流を生み出す年となると考えます。

 

今まで「耐え忍んで」来た経営者の方も、今年はギア・チェンジして、前向きに進んでゆきましょう!