平成26年度経済産業省予算が閣議決定!

2013年12月24日、平成26年度経済産業省予算が閣議決定されました。

 

(参考)

平成26年度経済産業省予算の概要

 

ここでは、中小企業・小規模事業者向け施策に重点を絞って、概要(というか私の興味・関心のあるところ)を見て行こうと思います。


ものづくり・商業・サービス革新事業補助金(H25補正、1,400億円)

先日のブログで詳しく解説した、いわゆる”新ものづくり補助金”です。従来のものづくり産業に加え、商業・サービス業を含めた事業者の革新的事業に対して3分の2補助が期待できます。

 

公募機関が限られていますので(おそらく年度中に2回、1回だけかもしれません。)、タイミングを図ってエントリーする必要があります。

 

なお、平成26年度予算では「ものづくり中小企業・小規模事業者等連携創造促進事業」に120億円の予算がついています。こちらはかなり特定された分野、しかも連携体で取り組む必要がありそうです。


中小企業・小規模事業者連携促進支援事業(10.8億円)

こちらは、いわゆる認定3法(新連携、地域資源活用、農商工等連携)の認定事業者に対する補助施策と見込まれます。

他の施策に押されたのか、殊のほか予算が例年から圧縮されています。今後、苦労して認定3法を取得する意義が問い直されるのではないでしょうか。


地域創業促進支援事業(7.5億円)

「年間5000社以上の創業を目指し、全国300箇所で、創業希望者の基礎知識の習得からビジネスプラン作成までを支援」とあります。

いわゆる『創業塾』の開催に係る費用と思われますが、そうすると1回あたり250万円。従来の『創業塾』にとどまらない幅広い取り組みがなされるかもしれません。


創業促進補助金(H25補正、44.0億円)

本年度3次公募までされた”創業補助金”の継続事業と思われます。予算額が昨年度補正予算の200億円からグッと圧縮されたので、今回は1次募集で終わってしまいそうです。


中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業(41.2億円)

こちらは、本年度から始まった「ミラサポ」を通じた専門家派遣制度に加え、次年度の目玉試作の一つと目される「よろず支援拠点」の運営費も含まれています。

「よろず支援拠点」は、静岡県富士市の富士産業支援センター(通称f-B

iz)をモデルに、全国47都道府県に一箇所ずつ設置することが見込まれています。

 

なお、F-Bizやこれをモデルに岡崎市に開設されたOka-Bizは、富士市・岡崎市及びその近隣エリアの事業者を活動エリアとして相談対応に当たっていますが、「よろず支援拠点」は県単位と広域エリアの支援を期待されています。

また、すでに各県には岐阜県産業経済振興センターあいち産業振興機構などの支援機関があることから、どのように棲み分けを図るのか、さらに言えば利用者である中小企業は、何を判断基準に使い分けるべきか、しっかりとした指針を示していただきたいものです。


といった感じで、かなり個人的に関心のある施策について紹介してきましたが、重要となるのは「チャレンジする中小企業・小規模事業者」の存在、さらには中小企業支援に携わる「支援人材」の質であることは言うまでもありません。

 

おそらく私も、次年度何らかの形で中小企業支援に携わるのは間違いありませんので、これらの予算が「有効に活用されている」と認められるよう、引き続き一つ一つの支援依頼に対して、真摯に臨んで参りたいと思います!

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    榊原 章光 (土曜日, 08 2月 2014 09:09)

    愛知県中央会の榊原章光です。ものづくり・商業・サービス革新事業補助金については2/17の週に公募開始となります。
    2/20の十六銀行の説明会のときには公募開始されているかどうかという状態です。http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/25hosei-yokoku20140207.html