LINE MALL(ラインモール)がCtoC市場を大きく切り拓く!?

12月20日、LINE株式会社が新たなサービスとして、”スマートフォン”専用のECサービス「LINE MALL(ラインモール)」のプレオープン版を、Android先行で公開しました(ちなみに、iPhone版アプリは2014年早々に公開予定、とのこと)。

 

特徴としては、Android、iOSとスマートフォン専用のアプリで出品から購入、決済までが可能ということ。

 

楽天市場等のECモールと異なり、出店料は無料。ただし売買成立時に価格の1割を販売手数料として売り手がLINEに支払うという仕組みとなっています。

LINE MALL(ラインモール)

出品は、法人に加えて個人も可能となっていますが、個人で出品する場合に事前審査は不要とのこと。スマートフォンで撮影した写真を投稿し、販売価格を設定するだけで手続きが完了します。

 

すでに国内ではユーザー数が5,000万人を突破していると言われており(あくまで”登録”ユーザー数ですが)、これら豊富な顧客基盤を武器に、LINEがEC市場にどのように切り込んでくるのか、非常に興味深く感じています。

 

ブロガーの中には、『LINEモールと一番ガチで衝突するのはヤフオクじゃなくて楽天だとズバリ予言』している方もおられます。

 

というもの、「食品、服飾、美容という女性向けのサービス、商品はすでにスマホが過半数を超えた」という状況下で、かつ楽天市場購買者のスマホ購買率が徐々に上がりつつある、というのが予測の根拠のようです。

 

個人的には、LINE MALL(ラインモール)はヤフオクや楽天市場を一部は侵食しつつも、新たなCtoC市場を切り拓くのではないか、と考えています。

 

CtoC市場の代表格、ヤフオク(旧ヤフーオークション)は、どちらかといえば中古品の売買、家にある不要なものをお金に換えたい人が出品する市場。ユーザーの中心層は30代~40代の男性です(下図は、ヤフージャパンの公表資料に示された2013年8月時点でのヤフオクの性別×世代別のユーザー層)。

ヤフオクユーザー層

これに対してLINE MALLのメインユーザーは20代以降の女性。LINE MALLは、彼女らが自らスマホで撮影して出品し、お互いに売買を行うというスタイルを想定しているものと思われます。

 

すでにハンドメイド品を売買するCtoC市場はいくつかありますが、このCtoC市場がLINE MALLによって大きく広がることでしょう。

 

*ネット上のハンドメイド市場の例

http://fril.jp/

http://tetote-market.jp/

http://minne.com/

http://www.iichi.com/

 

それでは、法人(事業者)がLINE MALLに参入するのはどうか?

ひとつの販売チャネルとして有望なのは間違いありません。

 

ただし、本サービスの利用は”出店”ではなく、”出品”。

どちらかというと、楽天市場への”出店”よりはAmazonに”出品”するのと同じようなかなくで考えた方が良いと思います(メインユーザーや端末の違いはありますが)。

 

まだ始まったばかりの『LINE MALL』。

情報も不十分な中ではありますが、ユーザー層が合致しそうな商品を販売している事業者さんは「試しに出品」してみるのも良いと思います!