「地域需要創造型等起業・創業促進事業」の公募が開始となりました。

日本経済の停滞の原因としてよく挙げられるのが、日本における開業率の低さです。

 

総務省の「事業所・企業統計調査」によると1991年調査以降、廃業率が開業率を上回る状況が続いており、起業・創業の促進は中小企業支援における最重要テーマのうちの一つであるといえます。

 

そのような状況や「小さな企業未来会議」での提案を踏まえ、「地域需要創造型等起業・創業促進事業」に係る起業家等の募集が公表されました。

 

参考)

「地域需要創造型等起業・創業促進事業」に係る起業家等を募集します

 

狙いとしては、「新たに起業・創業や第二創業を行う女性や若者に対して、その創業等に要する経費の一部を補助する事業で新たな需要や雇用の創出を図り、 我が国経済を活性化させることを目的とします。」とのこと。

 

具体的には、地域の需要や雇用を支える事業を興す「地域需要創造型企業・創業」と、後継者が先代から引き継いだ事業の業態転換や新事業・新分野展開を行う「第二創業」が、今回の対象事業で、事業費の3分の2の補助金が期待できます(上限あり)。ちなみに本支援策も、認定支援機関による計画策定支援が、採択の要件となっています。

 

意外と「狭き門だな」と感じるのは、創業は「応募日の翌日以降に開業又は会社設立を行う者、第二創業は応募時の前後6ヶ月の間に事業承継(筆者注:代表者交代?)を行う者に限られる、ということです。

 

従って、本格的な事業開始を控え、すでに開業届や会社設立を済ませてしまった者は対象外となってしまいます。また、代表者となる以前に新事業にチャレンジすることも多々ある訳で、これも今回の「第二創業」対象外となってしまいます。

 

身近な例では、自動車関連部品製造からアイアン製家具メーカーに見事業態転換を成し遂げた株式会社杉山製作所さんは、先代社長もバックアップのもと、娘さんである島田亜由美さんが取締役事業部長として新事業を牽引、昨年4月に自動車部品製造から完全撤退したのを機に社長交代されています。

 

参考)杉山製作所 島田亜由美氏インタビュー

 

また、私の実家のご近所にある高橋製瓦株式会社さんでは、息子の高橋陽介さんが新たに「ベビーカー事業部」を立ち上げ、イクメンパパ向けベビーカー”CURIO”のブランド化に成功されていますが、彼も現時点では取締役事業部長の立場です。

 

参考)イクメンDaddyの育児を楽しむ世田谷ライフ

 

このように、現実の起業や第二創業と今回の支援策とは、「上手く歯車がかみ合ってない感」が非常に強いですが、公募はこれからも何度か行われるるとのことなので、上手くタイミングが合えば、大いに活用を考えてみるとよいでしょう。


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