「Web活用型経営革新塾(実践編)」開始!

 7月21日終了した岐阜商工会議所「Web活用型経営革新塾(基礎編)」から一ヶ月弱、本日(8月18日)より5週にわたって実践編が始まりました。

 

 早起きして8時半には名鉄岐阜駅に到着。

 朝食がてら心と頭の準備です。

 

 朝の段階ではそれほど暑くなく時間の余裕もあったので、岐阜商工会議所まで徒歩で移動。

 

 柳ヶ瀬の入り口には、本年度いっぱいで引退となるゆるキャラ「やなな」の垂れ幕が存在感を発揮しています。

 しばらく歩いたところで岐阜商工会議所に到着。

 

 今回から新たに参加した4名に加え、インターン生を伴って参加の事業者もあり、20名近い受講者がひしめく中でのセミナーが開始しました。

 「実践編」の第一回のメインテーマは「売れるネットショップ」構築のポイント。

 

 私の持ち時間は早々終了し、本日のメイン講師であるクリックコンサルティング代表の高瀬圭代さんの登場です。

 楽天市場でのECコンサルタントとしても活躍をしていた高瀬圭代さん。

 

 彼女の持つ豊富な事例と体系化された「売れるWebサイト」構築のポイントは、ネット通販を行う事業者にとっても、BtoB(業者向けの販売)を行う事業者にとっても大いに学ぶべき点がある講義でした。

 

 「実践編」初日の最後の授業(?)は、大垣市を拠点に日本一”ベーグル”を販売する通販サイト「エルクアトロギャッツ」の店長、河瀬麻花さんにお話しいただきました。

 

 河瀬さんとは、2009年に「起業家支援ネット」主催の勉強会でお会いして以来、何度かお話しをする機会がありましたが、今回初めて創業以来の歴史を聞くことが出来ました。

 「エルクアトロギャッツ」の母体である株式会社アリス開運堂は、祖父の代に大垣市にて和菓子店「開運堂」を創業したのが歴史の始まり。

 

 その後、時代の変遷とともにパンの製造販売を開始、お父さんの代では大量生産に対応するため小売店を閉鎖し製造に特化した時期もあったそうです。

 

 しかしバブル崩壊後、製造オンリーでは価格競争に巻き込まれるばかり…。

 

 東京から帰ってきた麻花さんは、実家の工場前でベーカリーカフェを開業するも、地域のお客様のニーズとマッチしない商品にこだわり、鳴かず飛ばずの日が続いたこともあったということです。

 そのような中でも、自分たちの製造するパンを評価してくれる人が遠隔地にいることを感じた彼女は、インターネットでの通販を本格的に開始するため楽天市場に出店を決意します。

 

 その後、「ベーグル」に特化した通販サイト「エルクアトロギャッツ」は、彼女と同世代の女性たちに絶大な支持を集め、楽天の「ショップオブザイヤー」を受賞するほどの売上を記録するまでになりました。

 

 「エルクアトロギャッツ」の運営を通じ、彼女はターゲット顧客を特定の人物に絞り込む”ペルソナマーケティング”や、顧客や消費者の許可を得て行うマーケティング活動である”パーミッションマーケティング”の重要性を実感したということです。

 

 ネットショップ成功のために大切なこととして彼女が強調したのは、

 

・自分が販売する商品に対し、だれにも負けない愛情を持つこと。

 

・商品の強みを知り尽くし、自信をもってアピールすること。

 

・自分自身が楽しみ、お客様とのコミュニケーションを大切にすること。

 

の3点。

 

 これは、ネット通販に限らない商売全般、さらには業者向けの事業にも通じる普遍的真理といっても良いでしょう。

 

 ともあれ、これからさらに4週にわたって続く「Web活用型経営革新塾 実践編」。

 

 後半戦初日の講義をきっかけに、受講者一人ひとりが株式会社アリス開運堂さんのように「経営革新」を実現し、次の時代に生き残るビジネスモデルを築いていただくことを期待したいと思います!

 

参考)岐阜商工会議所「Web活用型革新塾 基礎編」終了!